レモンを買ってきた。
そしたら国産、無農薬、無ワックスのものだった
(買うとき見てなかったんかいというツッコミはナシで)
皮をむくと、レモンの苦味とあの酸っぱい香りが
台所に広がった。
もともとは生姜シロップ用に購入したのだけれど
余ったものと、入れなかった皮が残った。
せっかく無農薬、無ワックスだし、
なんとか活用できないかなーと考えた。
最近、柑橘系の皮が掃除用の洗剤になると
知っていつか作ってみよ~とは思っていた。
けど、どう考えたって食べた方がいいに
決まってる…!(食いしん坊)で、
レシピを検索してみた。
ケーキに入れたり、チョコでコーティングしたり、
おしゃれなものがたくさん出てきた。
その中で、気になったのがママレード。
ママレードは、かんきつ類の皮を刻んで果肉と砂糖と一緒に煮込む、イギリス伝統のジャム。 らしい。
今まで捨ててきたものが、
食べられるようになるのか、
それならぜひ獲得したい!と思い立った夜中の1時
気づいたらレモンの皮を細かく刻んでいた。
ワックスやら農薬を抜く工程があるようだけど、
よーーーく洗ってすっとばすことにした。
【覚書】
皮をむいて、細かく刻んで
果肉も取り出す(種もいっしょに)
総量の30~50%の砂糖を半量
鍋の中でまぜると浸透圧で水分が出てくる。
出てきたところで火にかける。
弱火でくつくつ。
少しずつ、砂糖を加えていく。
水分が増えてきて、
とろみが出てくる。
(種のペクチンでとろみが出るらしい)
皮が透明になったところで完成。
だいたい20分くらいくつくつした。
皮のほんのりとした苦味が
舌に残って、おいしい。
今回はきび和糖で作ったけれど、
はちみつやグラニュー糖でもつくってみたい。
あと、生姜の搾り汁を入れても間違いないと思った
生姜とレモンのマリアージュはほんと最高だから。
ヨーグルトに入れたり、
炭酸で割ったり、
おいしそう。
やってみると案外簡単だった。
果肉をていねいにとりだしたけど、
搾るだけでもいい気がしてきた。
いろんなママレードを作ってみたい。
料理も愛。
特大のアイラブユー。