月と木星

愛のこと、徒然なるままに。

可愛くなぁれ、可愛くなぁれ

デートをするときもだし、

いっしょに過ごす時間って、

すごく嬉しいものだから、

1番可愛いわたしでいたいって思う。

 

 

わたしが1番可愛くなるものを

とっておきのって

自分に魔法をかけるように。

 

服を選ぶ

パックで肌を整えて

爪もきれいにする。

髪型はうなじが見える方がいいかなーとか

 

完璧をめざすのに、

「隙だらけやで?」

 

って、ぎゅうううて抱きしめてくれる。

可愛くセットした髪もメイクも

どうでもよくなっちゃうぐらいに

とろけてしまうんだから。

 

 

 

毎度、毎度、そんなになるのに、

でもやっぱり。1番可愛くなりたい。

 

可愛いって思ってもらいたいし、

可愛いって言われたいし、

でれでれしてほしい。

(でれでれするのはわたしかも笑)

 

 

 

若さは武器だと思ってた。

肌のつやも違う。

シャワーの

水滴が玉のようにころがっていく。

 

でも、今は

そのときそのときの

おいしさがあるなぁと思う。

まぁ、好みはあれど。

 

よく、柿みたいだなって思う(喩えがあれだけど)

かためが好きな人がいれば

少し柔らかくなったのが好きな人もいるし

干し柿にしたのが好きな人もいると思う。

 

 

熟すおいしさってある。

歳を重ねるごとに

女が熟れていく。

わたしはそう思っている。

多分男の人もそうじゃないかなーって。

 

肌も柔らかく、重力に逆らえなくなるんだけど

なめらかで、

まぁるく、やさしくなれる気がする。

しまっていない良さもあるんじゃないかって。

 

 

もちろん、

自分磨きは大事で

逆らおうと努力もするんだけど

その年齢の美しさってあると思う。

 

だから、いつだって

「今の自分が、1番おいしい」

って思う。そのとき、そのときで。

 

 

 

1番おいしくて、可愛いわたしを召し上がれ。